-
令和7年度後期 高大連携授業「整数論と暗号理論」を開催しました

高大連携授業「整数論と暗号理論」を開催しました!令和7年11月16日、後期の高大連携授業「整数論と暗号理論」をオンラインで開催しました(担当:数理科学・地球環境学コース 山村明弘教授)。本来は手形キャンパスで対面授業を予定していましたが、周辺でクマの出没が多発していたため、安全を考えてオンラインに切り替えました。キャンパス見学を楽しみにしていた皆さんには、残念な思いをさせてしまい申し訳ありません。今回の授業は、数理・データサイエンス・AI教育の一環として、情報セキュリティの基礎を学ぶ内容です。インターネットやスマホを安全に使うために欠かせないのが「暗号技術」。その基盤には、実は純粋数学が深く関わっています。授業では、整数論の応用として有名なRSA暗号を取り上げ、 といった数学の基本を学びました。「数学って暗号と関係あるの?」と思った人も、きっと新しい発見があったはずです!
-
「エコテックグランプリ2025」において「安藤ハザマ賞」を受賞しました

村上講師の共同研究グループが、株式会社リバネス主催の創業応援事業『エコテックグランプリ2025』において「安藤ハザマ賞」を受賞しました。 「珪藻土でコケ植物緑化技術と遮熱建設材料の開発」により、低コスト高効率で断熱性の高い緑化・建設材料での屋上緑化等が可能となり、ヒートアイランドなど猛暑化の緩和策などの成果が期待されています。 https://techplanter.lne.st/2025/09/22/etg-2025-event-report/ https://www.hi-tech.ac.jp/entry/46665
-
機能デバイス物理コースの女子学生・女性教員による座談会を開催しました!

本学科の機能デバイス物理コースで学ぶ女子学生と関連コース先輩の女子学生、女性教員による座談会を行いました。ちょうどハロウィンということもあり、おやつ時にスイーツをいただきながら和やかな雰囲気もと、参加者の経験や日頃感じていることをお話ししました。 参加者:Mさん(M)(総合環境理工学部 環境数物科学科 機能デバイス物理コース 1年生)泉さん(Iz) (理工学部 電気電子工学コース 4年生)髙田さん(T)(理工学部 電気電子工学コース 4年生)Iさん(I) (理工学部 電気電子工学コース 4年生)武藤さん(Mu)(理工学部 材料理工学コース 4年生)細木先生(H)(総合環境理工学部 環境数物科学科 機能デバイス物理コース 教員) 自己紹介と理系進学のきっかけH まずは自己紹介から始めましょう。私は機能デバイス物理コースの細木藍と申します。昨年4月に赴任し、光ファイバーを用いたセンサー関連の研究を行っています。どうぞよろしくお願いします。 Mu 材料理工学コース4年の武藤です。紫外線を可視光に変換する物質や、太陽電池に関する研究を行っています。 Iz 電気電子工学コース4年の泉です。福田・西平研究室に所属し、超音波を用いて物体の欠陥を検出する研究に取り組んでいます。 I 電気電子工学コース4年のIです。淀川研究室で、セルロースナノファイバーという材料を対象に、近赤外光分光による損傷評価を行っています。 T 同じく電気電子工学コース4年の髙田です。菊池研究室で、ハードディスクにデータを保存する際の磁性粒子に関する研究を行っています。 M 機能デバイス物理コース1年のMです。現在は講義中心の生活です。よろしくお願いします。 H ありがとうございます。それでは順に、理系を志したきっかけを教えてください。 M 小学生のころから算数や数学が好きで、高校で物理を学んだときにさらに興味が深まり、理系に進むことを決めました。 H 高校では、理系・文系の選択はどのタイミングで行うのですか? M 2年生のときに物理コースを選びました。父も理系の仕事をしていたので、自然な流れで進学を決めたように思います。女子は120人中10人ほどで、少数派でしたね。 Mu 私も家族が理系でした。中学時代の自由研究がとても楽しかったことがきっかけで、理系への進学を意識しました。大学入学時は応用化学コースを志望していましたが、興味が変わり、材料理工を選びました。 Iz 私は吹奏楽をしていたのですが、「電子化された楽器で演奏できたら面白い」と思い、仕組みを知るために理系を選びました。高校2年で物理を選択し、本格的に理系に進むことを決めました。 I 理科が好きで国語が苦手だったため、自然と理系へ進みました。高校では科学技術科に進学し、そのまま理系大学へ進む道を選びました。 T 私は数学が得意で、社会が苦手だったので迷わず理系を選びました。 H 皆さん、それぞれに「理系らしい」きっかけがありますね。 入学後のギャップと発見H 大学に入って感じたギャップや新しい発見はありますか? M 高校では微分積分を使わずに物理を学んでいましたが、大学では数学的なアプローチが増え、新しい発見がありました。 Iz 理系でも国語力が必要だと感じました。文章の論理構成や読解力が、証明や考察を書く際に役立つと実感しています。高校時代に現代文をしっかり読んでおいてよかったと思います。 I 実験レポートを書くたびに国語力の重要性を感じます。毎週レポートがあるので、文章力が本当に鍛えられますね。 Mu 材料理工もレポートが多いです。すべて手書きで、思った以上に大変です。 H 理系といっても、文章力や表現力が必要なのですね。女子学生の割合はいかがですか? M 思ったよりも女子が多く、安心しました。ただ、物理コースを希望する女子は少ないので少し不安もあります。 Iz 入試のときは女子が自分ひとりだったので驚きましたが、入学後は意外と多くて安心しました。 Mu 1年生のときは女子が多かったのですが、学年が上がるにつれて化学系に進む人が多く、物理・電気系はやはり少なくなりますね。 T, I 女子が少ないことには特に違和感はありません。 キャンパスライフと人間関係 H 友人関係についてはいかがですか? M 女子が少ない分、自然と仲が深まります。少人数なので、すぐに打ち解けることができました。 Mu 私の学年はコロナ禍でオンライン授業からのスタートでしたが、少人数だからこそ絆が強まりました。 Iz 男子学生ともよく話します。考え方の違いが刺激になり、良い学びになりますね。 T 学食などで自然に友人が増えます。コースが違ってもつながりがあります。 I 私は一人で過ごすことが多いですが、それも気楽で好きです。 H それぞれのペースで、性別を問わず良い関係を築いているのですね。 授業・研究の楽しさと苦労 H 授業や研究で、楽しいことや大変なことはありますか? M 実験がとても楽しいです。レポート作成は大変ですが、実験そのものはわくわくします。 Mu 先生方が専門分野の実例を交えて授業してくださるのが魅力です。高校の頃よりも、学びの意味や将来のつながりを実感できます。 Iz 授業の内容が回を追うごとに繋がっていくのが面白いです。初回で出てきたテーマが最終回で「伏線回収」されるような感覚があります。 T ゼミ発表の準備が大変です。スライド作成にはかなり時間をかけています。 I 実験と資料作りの両立が大変ですね。こたつ机しかない自室では集中できず、学内で作業することが多いです。…
-
高大連携授業「量子テレポーテーションのしくみ〜量子ビットの基本から一歩一歩理解する〜」を実施しました。

10月25日(土)午後、大学コンソーシアムあきたが開講する高大連携授業で小野田 勝 教授が講師を務め、「量子テレポーテーションのしくみ 〜量子ビットの基本から一歩一歩理解する〜」を手形キャンパスで実施しました。 詳しくは以下のリンクを御覧ください。https://www.sogo.riko.akita-u.ac.jp/news/4365/
-
秋田北高校2年生が課題研究として福山研究室を訪問しました。

秋田県立秋田北高等学校数理探求クラスの2年生が、令和7年10月16日(木)に、福山研究室を訪問しました。助言を受けたり検証のための実験を体験したりと、自身の課題解決を目指し熱心に取り組みました。 自然現象を再現して視覚的に理解しよう! 詳しくは以下のリンクを御覧ください。https://www.sogo.riko.akita-u.ac.jp/news/4125/
-
秋田大学サイエンスカフェ「SCIENCE CAFE at Akai Bunko」を開催します。

今回の市民講座は、ちょっと一味違います。美味しいコーヒーを片手に、気軽に研究の話を聞いてみませんか?テーマは、海底火山や軽石など、身近なようで奥深い地球科学とデータサイエンスのつながり。自然や地球に少しでも興味のある方にぴったりです。年齢・性別を問わず、どなたでも大歓迎! ぜひお気軽にご参加ください。 開催情報 日 時: 令和7年11月14日(金) 18:30~19:30テーマ: SNSで見る地球科学?会 場: Café 赤居文庫問合先: 板野 敬太 k.itano@gipc.akita-u.ac.jp
-
サイエンスラボ「スマートウインドウ(電子カーテン)を作製してみよう」を開催しました

9月18日に秋田北高1年生の7名が、サイエンスラボ「スマートウインドウ(電子カーテン)を作製してみよう」(山口留美子教授担当)に参加しました。液晶の説明を受け、実際に瓶の中に入った乳白色の液晶(液晶相)がドライヤーで加熱して透明(液体相)になるところを観察しました。次に、電子カーテンに応用可能な「高分子分散型液晶素子」を作製し、電圧10Vを印加して光散乱状態(くもりガラス)から透明な状態へと変化する様子を観察しました。 https://www.sogo.riko.akita-u.ac.jp/news/4011
-
アジレント・テクノロジー社ウェブサイトに研究紹介記事が掲載されました

このたび、アジレント・テクノロジー社の公式ウェブサイトにて、福山准教授の研究紹介をしたインタビュー記事が掲載されました。記事では、質量分析を用いた高感度分析技術や研究が紹介されています。ぜひご覧ください。 【Voice of Customer】 地球表層の物質を手掛かりに、地球の様々な現象を解き明かす——秋田大学大学院 理工学研究科 福山 繭子 准教授https://www.agilent.com/newsjp/features/fy2025/20250804_akita_u_geochemistry.shtml 福山研究室ウェブサイトhttp://www.math.akita-u.ac.jp/fukuyama/



